私が保健室の先生を志したのは今から12年前。高校生の頃でした。もともとは、看護師になりたいと考えていたのですが、父が病気になったことで「病気にならないようにできたら、その方がいいに決まっている!」と思い、健康について教えることができる保健の先生を目指すことにしました。
大学に入って、保健の先生になるために必要な「養護教諭免許」を取得しました。そして、実際に学校で働くための採用試験に無事合格し、保健の先生として10年働きました。(現在は退職)
学校にたった一人しかいない保健の先生。1年目は、右も左もわからず毎日必死で勉強をしながら、子供に対応していました。経験を積むごとに、ケガ・病気の処置や保健指導などにも少しずつ自信がついてきました。しかし、保健室では、内科・外科・耳鼻科・眼科・整形外科・歯科など、本当に幅広い知識が必要となってきます。
また、子供の成長を心身ともにサポートしていくのも保健の先生としての大切な役割です。子供の身体の発達や、心の健康、教育についても深くびました。
保健の先生として学んだことや経験してきたことを活かし、日常の生活や子育てで使える知識を紹介していきます。また、このブログを通して、保健室や保健の先生の仕事について知っていただく機会になればいいなと思っています。