小学生が保健室に来るウラの理由【番外編】

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前回の記事では、意外と深い小学生が保健室に来るウラの理由を紹介しました。

親も知らない保健室にくる本当の理由はコチラです

今回はその番外編として、別に深くはないけれど子供のかわいさにクスッとしてしまうような、微笑ましい保健室の来室理由を紹介します。

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へそが気になる!

ある日、3年生の男の子がお腹を押さえながら保健室に来室しました。私は「お腹が痛いのかな?」と思いつつ、「どうしたの?」と訪ねました。すると、男の子はおもむろにシャツをめくり、「おへそが痛い」と訴えるのです。

「ん??」と思ってその子のへそをよく見てみると、真っ赤になっているではありませんか!どうやら、へそごまが急に気になってしまい、へそをいじるのをやめられなくなってしまったようです。

保湿の薬を塗っていじらないように話しましたが、ついついお腹に手が伸びてしまいます。結局、迷った末に絆創膏をへそに貼って教室へ帰しました。

なぜ授業中にへそごまを見つけてしまったのかはさておき、へそを絆創膏で封鎖された子供の姿を思い出すと、クスッとしてしまうと同時に「おうちの方にふざけてると思われなかったろうか…」と考えてしまいます。

プールは大変!?

夏になり、1年生が初めてプールに入った時のことです。担任の先生が、子供を2人、水着のまま保健室へ連れてきました。

担任「すみません。パンツを2つ貸していただけますか。」

「???更衣室で脱いだパンツはどうしたんですか?」

担任「それは、ここに…」

担任の先生はそう言って、子供の水着を指さしました。

どうやら、プール前に水着に着替える際、パンツを脱ぐのを忘れてそのまま水着を穿いてしまったようです。保健室には、何かあったときのために下着も準備してありますので、新しいパンツをあげました。なんでも、楽しみなプールのことを考えながら急いで着替えていたら、パンツを脱ぐのを忘れてしまったんだそうです。

1年生は、何から何まで本当に1から教えないといけません。そして、言っても理解していないこともしばしば。担任の先生の苦労が垣間見えた出来事でした。

誕生日をお祝いしてくれる子供

子供に「先生何歳?」と「好きな人(付き合ってる人)いる?」の2つの質問をよくされるのですが、私はどちらの質問にも「ひみつー」と答えています。

あるとき、保健室に来た2年生の女の子と誕生日の話になり、「先生は17歳くらい?」と聞かれ、(嬉しかったこともあり)冗談のつもりで「よくわかったね!(笑)」と、答えてしまいました。

数日後、そんな会話をしたこともすっかり忘れていると、その女の子がまた保健室へやってきて「先生、これプレゼント!」とお手紙を持ってきてくれました。その日は、私の誕生日だったので「この間の話で、誕生日を覚えていてくれたんだ」と、じーんと心が温かくなりました。わくわくしながら手紙を開けてみると・・・

「せんせい、18さいおめでとう。いつもケガをなおしてくれてありがとう。」

もう二度と純粋な子供に嘘はつかないと、心に誓った瞬間でした。

毎日いろいろな子供が来室し、様々な出来事が起こる保健室。これからも、かわいい子供たちに支えられながら、頑張りたいと思います。

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