保健室の先生になるには?仕事内容やメリット・デメリット

保健の先生になるには

先日、私が働いている小学校の卒業生が保健室に顔を見せに来てくれました。中学3年生の女の子です。小学校4年生の頃から知っている子なのですが、卒業してもこうやって会いに来てくれるのですから、本当にかわいいです。

受験生なので進路のことを聞くと、「保健室の先生か看護師になりたい」とのこと。なんだか嬉しくなりました。しかも、まだ中学生なのに大学や専門学校のことまで調べていて、かなりの本気モード。普段、小学校で働いていると(しかも保健室の先生をやっていると)、このような機会は滅多にありませんが、真剣に進路相談にのることにしました。

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保健室の先生になるには?

保健室の先生になるためには、「養護教諭免許」を取得する必要があります。養護教諭免許には教員免許と同じように、「専修」「1種」「2種」の3種類があります。

免許の種類 必要な学歴 職務内容 メリット デメリット オススメ度
専修 大学院 養護教諭 専門性がより高い 現場に出るのが最短で24歳
1種 大学 自分に合った学校を選べる 特になし
2種 短大・専門 社会に早く出られる 2年間で学ぶのは大変

以上のように、高校卒業後、どのような進路選択をするかによって、取得できる免許状が違います。あくまで個人的な意見ですが、おすすめは4年制大学です。養護教諭は、子供の心理、教育、医学、看護学など幅広い知識を必要としますし、看護実習や教育実習にも行かなければなりません。

短大や専門学校は、早く社会に出たいなどの理由がある人にはおすすめですが、そうでなければ4年間かけてじっくり学ぶ方がいいと思います。

専修免許状については、持っていて損はないかもしれませんが実際に持っている方はごくわずかです。初任給としてはやはり少し高いのですが、1種や2種免許状で先に現場で働いている人も、毎年お給料が上がっているため、同じ年齢でお給料を比べた場合ほとんど差はありません。

私のところに相談に来てくれた卒業生の女の子は、大学か短大・専門にするか迷うとのことだったので、「お家の人とも相談して、可能なら4年制大学がいいよ」と勧めました。

4年制大学だと、いろいろなタイプの大学の中から選ぶことができます。看護師の免許を取りつつ養護教諭の免許が取れる大学もありますし、他にも、体育科の教員、救急救命士、栄養士、介護福祉士など大学によっては養護教諭の免許にプラスして他の資格も取得することが可能になってきます。

ちなみに私は高校生の頃に「養護教諭になる」と決めていたため、養護教諭養成課程のある大学に入りました。養護教諭になるための授業を4年間みっちり受けることができましたし、採用試験の対策なども手厚くしてもらえたのはとてもよかったと思っています。

しかし、社会人になってみると、就活をしたり病院や一般企業で働いてみたりと、少し遠回りをして人生経験を積んでから「先生」になるのも悪くなかったかなとも思います。

 

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「保健室の先生 vs. 看護師」女性が働きやすいのはどっち?

相談に来た中学生の子からもう一つ質問されたのは、「保健室の先生と看護師で、将来結婚したときに働きやすいのはどっちか?」ということでした。まだ中学生なのに、しっかりしていますね。私は個人的に、どちらがいいか一概には言えないと思っています。どちらもメリット、デメリットがあると思うからです。

メリット デメリット
保健の先生 ・産休・育休がしっかりとれる
・給料が安定。かつ年々少しずつ昇給
・常勤で学校に1人のため、休みが取りにくい
・勤務先を自由には選べない
・自分の子供の学校行事に参加できないことも
看護師 ・シフト制で週に3日だけなどの働き方も可能
・職場を変えやすい
・自分に合った条件を選べる
・夜勤あり
・産休・育休が長くは取りにくい
・忙しく、家族や友人と休みが合わないことも

看護師をやっている私の友人は、「保健室の先生、土日が休みでいいな」とよく言っていますし、私は「看護師は働き方を選べていいな」と思っています。お互いにないものねだりのようです。

また、保健室の先生と看護師では似ているようで、その職務内容は全く違います。なので、相談に来てくれた子には「自分が素直にやりたい方の仕事をやればいいんじゃないかな」とお答えしました。

「いつか教え子と仕事の話ができる日が来るかも?」と思うと今から楽しみです。

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