冷房病の症状・原因と3つの予防法

冷房病

最近では夏の暑さが厳しく、エアコンの使用が欠かせなくなりました。暑さを我慢しすぎると、熱中症になってしまい、命に関わる事もしばしばあります。

誰もが悩む!?エアコンの設定温度

しかし、だからといってエアコンを効かせすぎてしまうと逆に体調が悪くなってしまうこともありますね。感じ方は人によって全く違うため、公共の場では少しの暑さ寒さは我慢しなくてはならないということもよくあると思います。

家でも、エアコンの温度設定で夫婦げんかをするというご家庭は多いのではないでしょうか。私は、職場で座っている席がちょうどエアコンの風が当たるところで、すぐに手足が寒くなってしまいます。

もしかしたら「冷房病」かも・・・

エアコンのよく効いた部屋にいることが多い、または、エアコン大好き!という人で、こんな症状があったら、もしかすると「冷房病」になっているかもしれません。

冷房病の症状

  • 寒気を感じる
  • なんだかだるい
  • 頭が痛い
  • 手足が冷える

冷房病になると、他にも、肩こり、めまい、汗が出ない、生理痛など様々な症状があらわれるようです。

冷房病はどうして起こるの?

人の体は、できるだけ体の中の状態を一定に保とうとします。ですので、外が暑くて体温が上がった場合は熱を体の外ににがそうとし、逆に寒くて体が冷えたときは熱を逃がさないようにします。このような体温調節は体の中で自然に行われています。

ところが、温度差が大きいところを行き来すると、体が暑さにあわせていいのか、すずしさにあわせていいのかわからなくなってしまいます。そのため、知らないうちに疲れがたまっていたり、暑いのに寒いと感じたり、血液の循環が悪くなったりするのです。

冷房病の3つの予防法

冷房病を予防するには、自律神経を整えることが重要となります。そのための具体的な3つの対策をお伝えします。

1. シャワーだけでなく湯船につかる

夏でもお風呂は湯船につかり、全身をゆっくり温めるようにしましょう。汗をかき、新陳代謝も高まります。38.0℃くらいのぬるめのお湯がおすすめです。湯船につかれないときでも、首の後ろにシャワーをあて温めることで、自律神経を整えることができます。

2. 冷たい飲み物や食べ物を控える

冷たいものは、内臓に負担をかけます。胃腸での消化吸収を悪くしたり、血行を悪くしたりします。体の中から温めていくことで、体調が改善します。

3. 適度に運動する

習慣がない方はなかなか難しいと思いますが、適度に運動をして汗を流 すことで、体温調節の機能を改善させることができます。短時間のウォーキングやストレッチでもいいと思います。

これから夏本番。上手にエアコンと付き合っていきたいですね。

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